【インプラントを検討している方に】インプラント治療の期間は?
失った歯の治療法として、インプラントを検討している方は、従来法との違いについて関心があるかと思います。とくにブリッジや入れ歯と比較した場合、治療期間にどれくらいの違いがあるのかは知りたいことかと思います。そこで今回は、インプラント治療の期間について、瑞江のおだ歯科クリニックが詳しく解説をします。
▼インプラントの治療期間は長い?
結論からいうと、インプラント治療はブリッジや入れ歯による治療よりも期間が長くなります。それは人工歯根を埋入する手術を行わなければならないからです。それ以外の診療プロセスに大きな違いは見られないのですが、やはりインプラント体を埋め込んでから顎の骨に定着させるまでには、それ相応の期間を要してしまいます。ですから、従来法よりも治療期間が長くなるという点は、インプラント治療において避けられないデメリットといえるでしょう。
▼インプラントの治療期間はどのくらい?
インプラント治療にかかる期間は、ケースによって大きく異なりますが、大まかには5~12ヵ月程度とお伝えすることができます。顎の骨が十分にあるケースでは、全体の治療期間が5ヵ月もかからないことも珍しくありません。逆に、顎の骨が足りないケースでは、骨造成などの特別な手術も実施しなければならないことから、全体の治療期間が1年に及ぶこともあるのです。
▼インプラントの治療期間を短くする方法はある?
◎歯周病を予防・治療する
インプラントの治療期間は、患者さんの顎の骨の状態に左右されるものなので、日頃から健康を維持するよう努めましょう。とくに顎の骨が破壊されてしまう歯周病には十分な注意が必要といえます。顎や全身が健康な状態でインプラント治療を受ければ、自ずと治療期間も短くなります。
◎技術が高く経験も豊富な歯科医師を見つける
インプラント手術には、いろいろな手法が確立されています。例えば、メスを使わずにインプラント体を埋入できるフラップレスサージェリーなら、術後の腫れや痛みを軽減できるだけでなく、治療期間の短縮にも寄与することでしょう。その他、抜歯と同時にインプラント体を埋め込める即時埋入術に対応できる場合もインプラント治療にかかる期間を短縮することが可能となっています。こうした先進の治療法は、インプラントに関する技術が高く、知識も豊富な歯科医師でなければ実施できません。
▼治療期間の長さはデメリットではない?
このように、インプラント治療には外科手術を伴うことから、従来法よりも期間が長くなってしまいます。そこだけに着目すると、インプラントはデメリットが大きい治療法に感じるかもしれませんが、実際はそんなことはありません。人工歯根が顎の骨に定着するまでには数ヵ月かかりますが、その後は10年以上持つ人工歯が手に入るのです。保険の入れ歯は1~2ヵ月で治療が完了するものの、十分に食事は出来ず周囲の歯牙への悪影響も生じます。
そうした長い目で見た場合は、数ヵ月程度の治療期間の違いはあまり気にならなくなるのではないでしょうか。しっかりと噛めて美しい人工歯を手に入れるための数ヵ月と考えれば、それをデメリットと感じる人はほとんどいないことでしょう。
▼まとめ
今回は、インプラントを検討している方に向けて、この治療法の期間について、瑞江のおだ歯科クリニックが解説しました。インプラントには外科手術を伴うことから、5~12ヵ月程度の期間がかかります。インプラントの治療期間を短縮する方法もいくつかありますので、関心のある方はお気軽に当院までご相談ください。