年齢別のお口のケア
年齢に合ったケアで
元気なお口を育てましょう
お子さまのお口の健康のためには、年齢や発達段階に応じた治療やケアを、適したタイミングで行うことが大切です。ご家庭でのセルフケアも重要なポイントです。将来にわたって、お子さまのお口を良い状態に保っていただけるよう、年齢別のケアをまとめました。トラブルがある場合はもちろん、不安や疑問がある際も、遠慮なく当院にご相談ください。
- 子どもの口の状態が心配
- 歯科デビューのタイミングがわからない
- 歯の発達が遅い気がする
- 仕上げみがきができない
- 子どもの歯並びが気になる
- フッ素塗布をするべきか悩む
- 歯に良い食生活が知りたい
妊娠中・プレママのかたへ
妊娠中からお口のケアは
始まっています
最近では、ママのお口の状態がお子さまのお口の発達に影響を与えることが広く知られるようになりました。このため、妊娠中はもちろん、妊娠前もお口を良い状態に保つことが大切です。当院にご相談いただければ、お口のケアや注意したいポイントなどについても、わかりやすくご案内いたします。
0~1歳
お口のケアに慣れてもらいましょう
歯が生えていない時期から、授乳後に柔らかいガーゼでお口の中を拭いてあげるなどのケアを習慣化させ、お口のケアに慣れてもらいましょう。歯が1本でも生え始めたら、赤ちゃん用歯ブラシでの歯みがきをスタートさせてください。さらに前歯4本が生え揃ったらフッ素塗布開始のタイミングです。
2~4歳
歯を大事にする気持ちを育てましょう
2歳頃になると奥歯が生え、歯ブラシが届きにくい部分ができてきます。ブラッシングに加えて、デンタルフロスなどを使って汚れをしっかり取りましょう。3歳頃までに歯を大切にする意識を育てることが大切です。また、指しゃぶりや口呼吸、悪い姿勢など、将来の歯並びに悪影響を与える行動や癖が見られる場合は、早めに当院にご相談ください。
5~7歳
歯並びのお悩みは
早めにご相談ください
歯科医院に定期的に通院し、ブラッシング指導を受けながら自分で歯をみがく練習をします。この時期はまだしっかりみがけないので、ママ・パパによる仕上げみがきもしてあげてください。また、歯並びの乱れが目立ち始める時期なので、噛み合わせや歯並び、発音などが気になる場合は、早めにご相談ください。
8~10歳
まだまだ仕上げみがきが
必要な時期です
小学校の中学年くらいになると、仕上げみがきを嫌がることもあります。しかし、乳歯と永久歯が混在していると、歯並びのデコボコが大きく、みがき残しも多くなるため、永久歯に生え変わるまでは仕上げみがきを続けるのが理想です。歯並びの乱れもみがき残しにつながるので、矯正治療が必要な場合は早めのスタートをおすすめします。
11~12歳
矯正治療が必要かどうかを
判断します
乳歯がすべて永久歯に生え変わるのは、個人差はありますが10〜12歳頃です。生え変わりが完了した段階で、歯並びに問題がある場合は歯列そのものを整えるⅡ期治療を検討しましょう。成人後に行うより、骨の柔らかい10代のお子さまの歯は動きやすく、負担の少ない矯正方法もお選びいただけます。