口呼吸と歯列不正の関係   


毎日多くの子供たちを診察していると感じるある種の偏り。虫歯ゼロで歯並びや咬み合わせの良いグループ、虫歯が多く歯並びにも問題があるグループ。
これは明らかに偏りが見られ、日常のブラッシングや食生活だけでは説明がつかないケースが多々あります。

もちろん虫歯にしても不正咬合にしても一つの要因だけで病態が極端に悪化することはなく、様々な要因が絡んでいるのですが、その一つに「口呼吸」が関連しています。

我が子が鼻と口のどちらで息をしているかなんて普段は意識することは無いでしょうが、改めて意識的に見てみると気付かされることがあるかもしれません。
上下の唇が閉じていないと口の中が乾燥状態になり虫歯が発生しやすくなるだけでなく、唇による外側からの抑えが効かなくなり歯も顎も前方に飛び出してきます。(出っ歯になりやすい)
出っ歯傾向になるとさらに唇を閉じることが難しくなり、ますます悪化していく訳です。

明らかにポカンと開いているケースだけでなく保護者の方も知らないうちにお子様が「口呼吸」になっている場合も多くありますのでお子様の咬み合わせや歯並びが気になる場合には見た目だけでなくそれらの日常での良くない癖が無いかどうかをチェックしてみることをお勧めします。